韓国のニューノーマル!安全な集まりの計画に役立つ韓国語
こんにちは!皆さんの韓国語スキルをアップグレードする【毎日ハングル】です!
エンデミック(endemic)への転換が進み、日常が戻りつつありますが、友人との約束や会社の会食など、集まりを計画する際に「安全」は依然として重要なキーワードですよね。最近の韓国では、大規模な集まりが再開される一方で、個人の防疫意識は高いまま維持されています。
今日は、そんな「ニューノーマル」の時代に、相手を気遣いながらスマートに集まりを計画できる、ワンランク上の韓国語表現を一緒に学んでいきましょう!
核心表現トップ3
1. 방역 수칙을 준수하다 (Bangyeok suchigeul junsuhada)
- 英語の意味: To comply with quarantine rules (防疫規則を遵守する)
- 詳しい説明: 少し硬い表現ですが、公的な案内だけでなく、安全性について真剣に話す際によく使われる表現です。「방역(防疫)」は感染症の予防、「수칙(手則)」は守るべき規則、「준수하다(遵守하다)」はルールなどを守るという意味の漢字語です。この表現を使うことで、計画に対して真剣で、他者を配慮しているという印象を与えることができます。
- 💡 発音のワンポイント (Pronunciation Tip):
「수칙을」の部分は、連音化(リエゾン)が起こり [수치글/suchigeul] と発音されます。前の文字のパッチム「ㄱ」が、後ろの母音「으」とくっついて、そのまま次の音節の初声になります。文字通りに「su-chik-eul」と区切らず、「수치글」と滑らかに発音するのがポイントです!
2. 소규모로 모이다 (Sogyumoro moida)
- 英語の意味: To gather in a small group (少人数で集まる)
- 詳しい説明: パンデミックを経て、すっかり定着した言葉です。「소규모(小規模)」は文字通り「小さい規模」という意味で、大人数ではなく、こぢんまりと集まるニュアンスを伝えたいときにぴったりです。友人との会話で「우리 이번에는 소규모로 모일까? (私たち、今回は少人数で集まろうか?)」のように気軽に使うことができます。反対語は「대규모(大規模)」です。
- 💡 発音のワンポイント (Pronunciation Tip):
「규모」の「규」の発音に注意しましょう。ローマ字表記は「gyu」ですが、日本語の「ギュ」よりも少し柔らかく、息を出さずに「キュ」と「ギュ」の中間くらいを意識すると、よりネイティブに近い発音になります。
3. 만일의 사태에 대비하다 (Manirui satee daebihada)
- 英語の意味: To prepare for a contingency (万一の事態に備える)
- 詳しい説明: これはかなり高度な表現ですが、使えると非常に知的な印象を与えます。「만일(萬一)의 사태(事態)」は「もしものこと、万が一の状況」、「대비하다(対備하다)」は「備える」という意味です。計画を立てる際に、起こりうるリスクまで考えているという、思慮深さを示すことができます。「만일의 사태에 대비해서 자가진단키트도 준비했어. (万が一に備えて、自己診断キットも準備したよ)」のように使います。
- 💡 発音のワンポイント (Pronunciation Tip):
助詞「의」の発音は上級者でも難しいポイントです。単語の間に来る「의」は [에/e] と発音されることが非常に多いです。「만일의」は、はっきりと「マニルエ」のように [마니레/manire] と発音すると、会話がぐっと自然になります。
例文で見てみよう!
K-POPアイドルのコンサートに行く計画を立てているスジンとユキの会話です。
A (スジン): 유키야, 다음 달 아이돌 콘서트 티켓팅 성공했어? 사람이 많이 모이는 곳이라 걱정되긴 하는데。
[Yukiya, daeum dal aidol konseoteu tiketting seonggonghaesseo? Sarami mani moineun gosira geokjeongdoegin haneunde.]
(ユキ、来月のアイドルのコンサート、チケッティング成功した?人がたくさん集まる場所だからちょっと心配だけど。)
B (ユキ): 응, 겨우 성공했어! 나도 걱정했는데, 주최 측에서 방역 수칙을 철저히 준수한다고 공지했더라고。
[Eung, gyeou seonggonghaesseo! Nado geokjeonghaenneunde, juchoe cheugeseo bangyeok suchigeul cheoljeohi junsuhandago gongjihaetdeorago.]
(うん、なんとか成功したよ!私も心配だったけど、主催者側が防疫規則を徹底的に遵守するってお知らせしてたよ。)
A (スジン): 다행이다! 그럼 콘서트 전에 우리끼리 소규모로 만나서 저녁 먹고 갈까?
[Dahaengida! Geureom konseoteu jeone urikkiri sogyumoro mannaseo jeonyeok meokgo galkka?]
(よかった!じゃあコンサートの前に、私たちだけで少人数で会って夜ご飯食べてから行かない?)
B (ユキ): 좋은 생각이야. 만일의 사태에 대비해서 여분의 마스크랑 손 소독제도 챙겨가자!
[Joeun saenggagiya. Manirui satee daebihaseo yeobunui maseukeurang son sodokjedo chaenggyeogaja!]
(いい考えだね!万が一の事態に備えて、予備のマスクと手指消毒剤も持っていこう!)
【文化コラム】パンデミックが変えた韓国の「集まり文化」
パンデミックは、韓国の伝統的な「会食(회식)」文化にも大きな変化をもたらしました。以前は部署全員が参加する大規模な飲み会が一般的でしたが、最近ではチーム単位の「소규모 회식」や、ランチ会食が増えています。
また、プライベートな集まりでは、レストランなど外部の施設よりも、お互いの家で楽しむ「ホームパーティー(홈파티)」や、屋外で安全に楽しめる「キャンプ(캠핑)」や「グランピング(글램핑)」の人気が急上昇しました。
このような状況で「방역 수칙을 준수하는 것(防疫規則を遵守すること)」は、単なるルールではなく、相手への「配慮(배려)」や思いやりを示す文化的なマナーとして認識されるようになっています。今日の表現を使いこなせれば、あなたも韓国の新しい社会文化を理解した、思いやりのあるコミュニケーターになれるはずです!
まとめと練習問題
今日は、安全な集まりを計画する際に使える、知的で配慮の行き届いた3つの表現を学びました。
- 방역 수칙을 준수하다 (防疫規則を遵守する)
- 소규모로 모이다 (少人数で集まる)
- 만일의 사태에 대비하다 (万一の事態に備える)
さっそく練習してみましょう!
1. 空欄を埋めてみましょう。
이번 동창회는 안전을 위해 (________________) 진행하기로 결정했습니다。
(今回の同窓会は安全のため、(________________) で行うことに決定しました。)
2. 作文に挑戦!
「만일의 사태에 대비하다」を使って、旅行の計画を立てる際の注意点を一つ書いてみましょう。
今日習った表現を使って、ぜひコメント欄であなたの文章をシェアしてくださいね!お待ちしています!