「気候同行カード」でソウル通に!韓国の公共交通完全ガイド

「気候同行カード」でソウル通に!韓国の公共交通完全ガイド

こんにちは!皆さんの韓国語の実力をアップグレードする「毎日ハングル」です!

ソウル旅行の必須アイテム、地下鉄やバス!便利で早いですが、快適に利用するためには守るべきルールやマナーがありますよね。

今日は、韓国の公共交通機関で使える必須韓国語表現と文化的なマナーについて学びます。特に、最近ソウルで話題の「気候同行カード(기후동행카드)」の話も交えながら、皆さんがもっとスマートに、そして楽しく韓国の公共交通を利用できるようにお手伝いします!これさえ知っておけば、あなたもローカルのように振る舞えますよ!


これだけは覚えよう!必須表現3選

韓国のバスや地下鉄で必ず役立つ表現を3つ選びました。しっかり覚えて使ってみましょう!

1. -으면/면 안 되다 (〜してはいけない)

  • 発音 [-(eu)myeon an doeda]
  • 英語の意味: You shouldn’t… / You must not…
  • 詳しい説明:
    禁止を表す最も基本的な表現です。「〜するとダメだ」という意味で、ルールや規則を説明する時によく使われます。動詞や形容詞の語幹が母音で終わる場合は「-면 안 되다」、子音で終わる場合は「-으면 안 되다」をつけます。

    • 例: 가다 (行く) → 가면 안 되다 (行ってはいけない)
    • 例: 먹다 (食べる) → 먹으면 안 되다 (食べてはいけない)

2. 자리를 양보하다 (席を譲る)

  • 発音 [jarireul yangbohada]
  • 英語の意味: To give up/yield one’s seat
  • 詳しい説明:
    「자리」は「席」、「양보하다」は「譲歩する、譲る」という意味です。韓国では、お年寄りや妊婦さん、体の不自由な方、小さな子供連れの方に席を譲る文化がとても大切にされています。特に「노약자석(ノヤクジャソク、優先席)」が空いていても、若者は座らないのが一般的なマナーです。この表現を知っていると、思いやりのある行動ができますね!

3. 카드를 태그하다 (カードをタッチする)

  • 発音 [kadeureul taegeuhada]
  • 英語の意味: To tap/tag a card
  • 詳しい説明:
    バスや地下鉄に乗る時、交通カードを端末機にかざす行動を指します。「태그하다(tag하다)」は英語の”tag”から来た言葉で、若者を中心に「카드를 찍다(カドゥルル チクタ)」と同じくらいよく使われます。バスでは、乗る時と降りる時の両方でタッチするのを忘れないでくださいね!そうしないと、追加料金が課されることがあります。

実践!こんな時に使ってみよう(会話例)

AとBが地下鉄に乗って、最近話題の聖水洞(ソンスドン)に向かっています。

A: 와, 오늘 지하철에 사람 진짜 많다. 새로 나온 기후동행카드로 오니까 진짜 편하네。
(わー、今日地下鉄すごく混んでるね。新しく出た気候同行カードで来たら本当に楽だね。)

B: 응, 완전 편해! 아, 배고프다. 가방에 있는 빵 좀 먹을까?
(うん、すごく楽!あ、お腹すいた。カバンに入ってるパン食べようかな?)

A: 잠깐! 지하철 안에서는 냄새나는 음식을 먹으면 안 돼. 음료수 정도는 괜찮지만。
(待って!地下鉄の中では匂いのする食べ物は食べちゃダメだよ。飲み物くらいなら大丈夫だけど。)

B: 아, 맞다! 깜빡했어. 저기 할머니께서 타시네. 우리 자리를 양보하자
(あ、そうだ!うっかりしてた。あそこにおばあさんが乗ってきたね。私たち、席を譲ろう。)

A: 좋은 생각이야! 내릴 때 잊지 말고 카드를 태그해야 해。
(いい考えだね!降りる時、忘れずにカードをタッチしなきゃだよ。)


文化チップ&トレンド深掘り

あなたもソウル市民?「気候同行カード」を使いこなそう!

最近、韓国のニュースやSNSで最もホットな話題の一つが、まさに「기후동행카드(気候同行カード)」です。これは2024年にソウル市が導入した公共交通の定期券で、月額6万ウォン台でソウル市内の地下鉄、バスが無制限に乗り放題になる画期的なカードなんです!

環境保護(気候変動への対応)を促し、市民の交通費負担を減らす目的で導入され、多くの人々に歓迎されています。短期旅行者には少し不向きかもしれませんが、もし韓国に少し長めに滞在する予定なら、このカードは最高の選択肢になるでしょう。このカードを知っていて、スマートに公共交通を利用する姿は、まさに「ソウル通」そのものです!

「노약자석」は空けておくのが暗黙のルール

先ほども少し触れましたが、韓国の公共交通で最も重要なマナーは「노약자석(優先席)」の扱いです。ピンクや黄色のシートで分かりやすく表示されていますが、この席はたとえガラガラに空いていても、対象者でない限り座らないのが一般的です。

「席が空いているのになぜ?」と思うかもしれませんが、これは「いつ乗ってくるか分からない交通弱者のために常に空けておく」という韓国社会の強い思いやりと配慮の文化の現れです。このルールを守るだけで、あなたの印象はぐっと良くなりますよ!


おさらい&練習問題

今日は韓国の公共交通機関でのルールとマナーについて学びましたね!「-으면/면 안 되다 (〜してはいけない)」「자리를 양보하다 (席を譲る)」「카드를 태그하다 (カードをタッチする)」の3つの表現、ぜひ覚えてください。

では、簡単なクイズで復習してみましょう!

1. 빈칸 채우기 (空欄埋め)

버스 안에서 큰 소리로 전화를 ( ).
(バスの中で大声で電話を ( )。)

2. O/X クイズ

한국 지하철의 ‘노약자석’은 비어 있으면 젊은 사람이 앉아도 괜찮다. (O / X)
(韓国の地下鉄の「優先席」は、空いていれば若者が座っても構わない。)

どうでしたか?答えは下にありますよ!
皆さんも今日学んだ表現を使って、公共交通での経験をコメントで教えてくださいね!

それでは、また次回のレッスンでお会いしましょう!

(答え: 1. 하면 안 돼요 / 2. X)

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