韓国の「펫팸족」に!ペットを迎えるための必須韓国語
こんにちは!皆さんの韓国語スキルをアップグレードする「毎日ハングル」です!
人生には大きな決断を迫られる瞬間がありますよね。その中でも、新しい家族を迎える「ペットの里親になる」という決断は、特に慎重さが求められます。
最近韓国では、ペットを「買う」のではなく、保護施設から「迎える」文化が広がり、「펫팸족(ペッペムジョク:ペット+ファミリー族)」という言葉も生まれるほど、ペットは大切な家族の一員とされています。
今日は、このような大きな決断の過程で使える、自分の考えや悩みを表現するための韓国語を一緒に学んでいきましょう!
核心表現:決断のための韓国語
1. 신중하게 고민하다 (sin-jung-ha-ge go-min-ha-da)
- 英語の意味: To think over carefully / To deliberate cautiously
- 詳しい説明: 「신중하다」は「慎重だ」、「고민하다」は「悩む」という意味です。この二つが合わさることで、ただ悩むのではなく、「軽々しく決めず、深く慎重に考える」というニュアンスが強調されます。ペットを迎える、引っ越し、転職など、人生の重要な決断について話すときにぴったりの表現です。
2. 책임을 지다 (chae-gim-eul ji-da)
- 英語の意味: To take responsibility
- 詳しい説明: 「책임」は「責任」、「지다」はここでは「(責任などを)負う、担う」という意味の動詞です。文字通り「責任を負う」という意味で、ある行動の結果に対して最後まで務めを果たすという強い意志を表します。ペットを飼うことについて話す際には、欠かせない表現です。
3. 평생을 함께하다 (pyeong-saeng-eul ham-kke-ha-da)
- 英語の意味: To be together for a lifetime
- 詳しい説明: 「평생」は「生涯」、「함께하다」は「共にする」という意味です。ペットの一生を最後まで共にするという、温かくも重みのある誓いを表現する言葉です。家族やパートナー、そしてペットのような、かけがえのない存在に対して使われます。
4. -(으)ㄹ까 말까 고민하다 (-(eu)lkka mal-kka go-min-ha-da)
- 英語の意味: To debate whether to do something or not
- 詳しい説明: 「~しようか、やめようか悩む」という意味の文法です。動詞の語幹に付けて使います(母音で終わる語幹には
-ㄹ까 말까
、子音で終わる語幹には-을까 말까
)。決心がつかず、心が揺れている状態をリアルに表現できます。- 例)강아지를 입양할까 말까 고민 중이에요. (子犬を里親として迎えようかやめようか悩んでいます。)
会話で使ってみよう!
AとBがペットの里親になることについて話しています。
A: 요즘 유기견 보호소에서 봉사활동을 하는데, 너무 예쁜 강아지가 눈에 밟혀. 입양할까 말까 계속 고민돼.
[発音] Yoj-eum yu-gi-gyeon bo-ho-so-e-seo bong-sa-hwal-ttong-eul ha-neun-de, neo-mu ye-ppeun gang-a-ji-ga nun-e bal-pyeo. Ib-yang-hal-kka mal-kka gye-sok go-min-dwae.
[訳] 最近、遺棄犬の保護施設でボランティアをしてるんだけど、すごく可愛い子犬が気になって仕方ないんだ。里親になろうかどうしようか、ずっと悩んでる。
B: 정말? 반려동물을 들이는 건 신중하게 고민해야 할 문제야. 평생을 함께할 가족을 맞이하는 거니까.
[発音] Jeong-mal? Ban-lyeo-dong-mul-eul deul-i-neun geon sin-jung-ha-ge go-min-hae-ya hal mun-je-ya. Pyeong-saeng-eul ham-kke-hal ga-jok-eul maj-i-ha-neun geo-ni-kka.
[訳] 本当に?ペットを迎えるのは慎重に考えなきゃいけない問題だよ。生涯を共にする家族を迎えることなんだから。
A: 맞아. 귀엽다고 덜컥 결정할 순 없지. 내가 끝까지 책임을 질 수 있을지 확신이 필요해.
[発音] Maj-a. Gwi-yeob-da-go deol-keok gyeol-jeong-hal sun eobs-ji. Nae-ga kkeut-kka-ji chae-gim-eul jil su iss-eul-ji hwak-sin-i pil-yo-hae.
[訳] そうだよね。可愛いからって軽々しくは決められない。僕が最後まで責任を負えるか、確信が必要だ。
B: 그럼. 네가 좋은 ‘펫팸족’이 될 수 있을지 잘 생각해 봐!
[発音] Geu-reom. Ne-ga jo-eun ‘pet-paem-jok’-i doel su iss-eul-ji jal saeng-gak-hae bwa!
[訳] もちろんさ。君が良い「펫팸족」になれるか、よく考えてみて!
文化チップ & トレンド深掘り
今日のテーマである「펫팸족 (Pet-fam-jok)」は、Pet + Family + 族を組み合わせた韓国の造語です。この言葉が広まった背景には、ペットを単なる動物ではなく、喜びも悲しみも分かち合う「家族の一員」と考える社会的認識の変化があります。
この考えを象徴するのが、韓国で非常に有名なキャンペーンスローガン、「사지 말고 입양하세요 (サジ マルゴ イビャンハセヨ / 買わずに、里親になってください)」です。多くのK-POPアイドルや俳優もこのキャンペーンに参加し、SNSで保護犬・保護猫との日常を共有することで、里親文化を広めるのに貢献しています。
ですから、韓国人の友達とペットについて話すとき、「책임을 지다」や「평생을 함께하다」といった表現を使うと、「ああ、この人はペットを本当に家族として考えているんだな」と、あなたの真剣な気持ちがより深く伝わるはずですよ!
まとめ & 練習問題
今日は、ペットを迎えるという大きな決断の過程で使える4つの表現を学びました。
* 신중하게 고민하다 (慎重に悩む)
* 책임을 지다 (責任を負う)
* 평생을 함께하다 (生涯を共にする)
* -(으)ㄹ까 말까 고민하다 (~しようかやめようか悩む)
これらの表現は、ペットだけでなく、様々な重要な決断について話すときに非常に役立ちます。
✏️練習問題
次の文の( )に最も適切な表現を入れてみましょう。
반려동물을 키운다는 것은, 그 동물의 ( ) 약속하는 일이다。
(ペットを飼うということは、その動物の( )と約束することだ。)
- 신중하게 고민할 것을
- 평생을 함께할 것을
- 책임을 질까 말까
正解は… 2. 평생을 함께할 것을 です!
皆さんが最近、「〇〇(し)ようかやめようか」悩んでいることはありますか?今日習った表現を使って、ぜひコメントで教えてください!