韓国で体調不良?もう慌てない!病院で使える必須フレーズ
こんにちは!皆さんの韓国語スキルをアップグレードする【毎日ハングル】です!
慣れない海外生活、特に留学中に体調を崩すと、心細くてどうしたらいいか分からなくなりますよね。今日はそんな「もしも」の時に備えて、韓国の病院で予約をしたり、自分の症状を的確に伝えたりできる、超便利な韓国語表現を学びます!
最近、韓国では季節の変わり目で風邪が流行っていて、好きなアイドルがSNSで「体調が良くないです…」と投稿しているのを見たことがあるかもしれません。そんな時、彼らがどんな言葉を使っているのか知ると、もっと韓国語が面白くなりますよ!今日のフレーズを覚えれば、あなたも韓国で安心して病院に行けるようになります。さあ、一緒に頑張りましょう!
今日の必須表現 (Essential Expressions)
1. 予約したいのですが…。 (예약하고 싶은데요.)
- 発音 [Romanization]: Yeyakago sipeundeyo.
- 意味 (Meaning): I’d like to make a reservation.
- 詳しい説明 (Detailed Explanation):
病院やレストラン、美容室など、予約が必要な場所で使える万能フレーズです。-(으)ㄴ/는데요は、自分の意見や状況を柔らかく伝え、相手の反応を待つニュアンスがあります。これを使うだけで、とても丁寧で自然な韓国語に聞こえますよ! -
💡 発音のコツ (Pronunciation Tip):
예약하고の発音は [예야카고/yeyakago] となります。예약の最後のパッチムㄱ(k)と、次の하(ha)のㅎ(h)の音が合わさると、息が強く出る激音のㅋ(k)の音に変化します。これを 「激音化」 と言います。예약-하고と区切って発音するのではなく、예야카고と一息で言うのがポイントです!
2. 体がだるいです。(몸살 기운이 있어요.)
- 発音 [Romanization]: Momsal giuni isseoyo.
- 意味 (Meaning): I have body aches and feel run down (like I’m coming down with something).
-
詳しい説明 (Detailed Explanation):
몸살は日本語にぴったりな単語がない、とても韓国的な表現です。単なる「風邪」や「筋肉痛」ではなく、過労やストレスで熱っぽく、体中がだるくて痛い状態を指します。医者に「몸살 기운이 있어요」と言えば、「ああ、無理したんだな」とすぐに理解してもらえます。 -
💡 発音のコツ (Pronunciation Tip):
기운이の部分は [기우니/giuni] と発音されます。기운のパッチムㄴ(n)が、次の母音이(i)と自然につながるからです。これを 「連音化 (연음)」 と言います。기운-이ではなく기우니とスムーズに発音しましょう。
3. 喉が腫れて痛いです。(목이 붓고 아파요.)
- 発音 [Romanization]: Mogi butgo apayo.
- 意味 (Meaning): My throat is swollen and it hurts.
-
詳しい説明 (Detailed Explanation):
風邪の典型的な症状を伝えるのに最適なフレーズです。붓다(腫れる) と아프다(痛い) という2つの動詞を-고(and) でつなげています。症状が複数ある時にとても便利なので、머리가 아프고 열이 나요(頭が痛くて熱が出ます) のように応用してみてください。 -
💡 発音のコツ (Pronunciation Tip):
붓고の実際の発音は [붇꼬/butkko] になります。パッチムㅅ(t)の後ろにㄱ(g)が来ると、後ろのㄱが濃音のㄲ(kk)の音に変わります。これを 「濃音化 (된소리되기)」 と言います。붓-고と優しく発音するのではなく、붇꼬!と少し詰まるような感じで強く発音すると、ネイティブにぐっと近づきます!
実際に使ってみよう!(Example Conversation)
留学生のスジンが、近所の内科 (내과) に電話をかける場面です。
- A: 受付 (접수처)
네, 매일의원입니다. 무엇을 도와드릴까요?
(Ne, Maeil-uiwonimnida. Mueoseul dowadeurilkkayo?)
はい、毎日医院です。どうなさいましたか? -
B: スジン (수진)
안녕하세요. 진료 예약하고 싶은데요.
(Annyeonghaseyo. Jillyo yeyakago sipeundeyo.)
こんにちは。診療の予約をしたいのですが。 -
A: 受付 (접수처)
네, 성함이 어떻게 되세요? 그리고 어디가 불편하세요?
(Ne, seonghami eotteoke doeseyo? Geurigo eodiga bulpyeonhaseyo?)
はい、お名前をいただけますか?それから、どのような症状ですか? -
B: スジン (수진)
김수진입니다. 어제부터 몸살 기운이 있고, 목이 붓고 아파요.
(Kim Sujin-imnida. Eojebuteo momsal giuni itgo, mogi butgo apayo.)
キム・スジンです。昨日から体がだるくて、喉が腫れて痛いんです。 -
A: 受付 (접수처)
알겠습니다. 오늘 오후 2시는 어떠세요?
(Algesseumnida. Oneul ohu dusineun eotteoseyo?)
承知いたしました。本日の午後2時はいかがでしょうか? -
B: スジン (수진)
네, 괜찮아요. 그때 방문하겠습니다. 감사합니다.
(Ne, gwaenchanayo. Geuttae bangmunhagetseumnida. Gamsahamnida.)
はい、大丈夫です。その時間に伺います。ありがとうございます。
文化チップ & K-POPトレンド
今日の表現の中でも、特に 몸살 は韓国文化を理解する上で面白い単語です。
韓国のアイドルや俳優が、忙しいスケジュールの後で「몸살이 났어요 (モンサリ ナッソヨ)」とファンに報告することがよくあります。これは単に「風邪をひいた」というより、「一生懸命頑張りすぎて、体が悲鳴を上げている」というニュアンスを含んでいます。ファンはそれを聞いて「頑張りすぎだよ、ゆっくり休んで!」と心配します。
このように 몸살 は、韓国社会の「頑張る文化」を象徴する言葉でもあるのです。この単語を使いこなせたら、あなたはもうただの学習者ではなく、韓国文化を深く理解している人に見えるはずですよ!
まとめ & 練習問題
今日は韓国の病院で使える3つの重要表現を学びました。
- 예약하고 싶은데요. (予約したいのですが)
- 몸살 기운이 있어요. (体がだるいです)
- 목이 붓고 아파요. (喉が腫れて痛いです)
これで、いざという時も安心ですね!
✍️練習問題 (Practice Quiz):
下の文章の ( ) に入る最も適切な言葉を選んでみましょう。
A: 어디가 아프세요? (どこが痛いですか?)
B: 열이 나고 ( ). (熱が出て、( )。)
- 예약하고 싶어요
- 몸살 기운이 있어요
- 목이 붓고 아파요
(正解は一番下にあります)
今日習った表現を使って、あなたが知っている他の症状と組み合わせた文章などを、ぜひコメントで教えてくださいね!
それでは、また次回のレッスンでお会いしましょう!
(練習問題の答え: 3. 목이 붓고 아파요)