「専攻、変えちゃいました!」夢を語る韓国語フレーズ
こんにちは!皆さんの韓国語スキルをアップグレードする【まいにちハングル】です!
「今の専攻、本当に私に合ってるのかな…」「本当はもっとやりたいことがあるのに…」
そんな風に悩んだことはありませんか?
今日は、大学の専攻や将来の進路を変えることについて話す時に使える、とっても便利な韓国語表現を学びます。韓国人の友達に自分のストーリーを話したり、自己紹介をする時にも役立ちますよ。
最近韓国では「自分の夢を追いかけたい!」と、ウェブトゥーン作家やK-POPの作曲家になるために、勇気を出して専攻を変える学生が増えているんです。今日の表現をマスターして、皆さんの夢も韓国語で語ってみましょう!
夢への一歩!必須のコア表現
1. 전공을 바꾸다 (Jeon-gong-eul bakkuda)
- 日本語の意味: 専攻を変える
- 詳しい説明: 最も基本的で直接的な表現です。「전공(jeon-gong)」は「専攻」、「바꾸다(bakkuda)」は「変える、替える」という意味の動詞です。過去形にして「전공을 바꿨어요(Jeon-gong-eul bakkwosseoyo / 専攻を変えました)」とよく使われます。
- 💡 発音の꿀팁 (꿀팁: クルティプ/꿀: 蜜 + Tip: ヒント):
「바꾸다」の「꾸(kku)」の発音に注目!これは「硬音(된소리)」と呼ばれる音です。息をほとんど出さずに、喉をぐっと緊張させて「ック」と強く短く発音するのがポイント。日本語の「びっくり」の「っく」のように、一度喉を閉める感覚で発音すると、とてもネイティブらしいサウンドになります!
2. 적성에 안 맞았어요 (Jeokseong-e an majasseoyo)
- 日本語の意味: 適性に合いませんでした
- 詳しい説明: 専攻を変えた理由を説明する時の定番フレーズです。「적성(jeokseong)」は「適性」、「안 맞다(an matda)」は「合わない」という意味。直訳すると「適性に合わなかったです」となり、自分の能力や性格に合わなかったというニュアンスを丁寧に伝えることができます。
- 💡 発音の꿀팁 (Pronunciation Tip):
「맞았어요」は文字通り読むと「mat-ass-eo-yo」ですが、実際の発音は[마자써요(majasseoyo)]に近くなります。前の文字のパッチム「ㅈ(t)」が、後ろの母音「ㅏ(a)」とくっついて、そのまま次の音の始まりになる「連音化(リエゾン)」というルールのためです。「맞-았어요」と区切らず、「마자써요」と滑らかに発音すると、とても自然に聞こえますよ!
3. ~에 관심이 생겼어요 (~e gwansim-i saenggyeosseoyo)
- 日本語の意味: ~に興味がわきました
- 詳しい説明: 新しく挑戦したい分野について話す時にぴったりの表現です。「관심(gwansim)」は「関心、興味」、「생기다(saenggida)」は「(興味などが)わく、生じる」という意味。例えば、「컴퓨터 공학에 관심이 생겼어요(Computer gonghag-e gwansim-i saenggyeosseoyo)」は「コンピューター工学に興味がわきました」となります。
- 💡 発音の꿀팁 (Pronunciation Tip):
ここでも連音化が活躍!「관심이」は「gwansim-i」ではなく[관시미(gwansimi)]と発音されます。パッチム「ㅁ(m)」の音が、後ろの母音「ㅣ(i)」にくっついて一緒に発音されるからです。これを意識するだけで、あなたの韓国語はぐっと流暢に聞こえます!
ドラマのワンシーンみたい!リアルな会話で練習
カフェで勉強しているユキとミンジュンの会話です。
A (ユキ): 민준 씨, 전공이 뭐예요? 경영학이에요?
(Minjun ssi, jeon-gong-i mwoyeyo? Gyeongyeonghag-ieyo?)
ミンジュンさん、専攻は何ですか?経営学ですか?
B (ミンジュン): 아, 원래는 경영학이었는데, 전공을 바꿨어요.
(A, wollaeneun gyeongyeonghag-ieossneunde, jeon-gong-eul bakkwosseoyo.)
あ、もともとは経営学だったんですけど、専攻を変えました。
A (ユキ): 진짜요? 왜요?
(Jinjjayo? Waeyo?)
本当ですか?どうして?
B (ミンジュン): 솔직히 적성에 안 맞았어요. 그러다가 드라마 ‘스타트업’을 보고 IT 분야에 관심이 생겼어요. 지금은 컴퓨터 공학을 공부하는데, 정말 재미있어요!
(Soljikhi jeokseong-e an majasseoyo. Geureodaga deurama ‘Seutateueop’-eul bogo IT bun-ya-e gwansim-i saenggyeosseoyo. Jigeum-eun keompyuteo gonghag-eul gongbuhaneunde, jeongmal jaemiisseoyo!)
正直、適性に合わなかったんです。それで、ドラマ「スタートアップ」を見てIT分野に興味がわきました。今はコンピューター工学を勉強してるんですが、すごく面白いです!
文化TIP & 韓国トレンド深掘り
韓国のZ世代と「転科(전과)」ブーム
今日のテーマ「専攻変更」は、韓国語で「전과(jeongwa、転科)」と言い、韓国の大学生にとっては非常に身近なトピックです。
特に最近のZ世代は、安定よりも「自分の好きなこと」「やりがい」を重視する傾向が強く、入学した学部が合わないと感じたら、ためらわずに転科を選択するケースが増えています。
人気ウェブトゥーン『外見至上主義(외모지상주의)』の影響でデザイン科を目指したり、BTSの成功を見て実用音楽科(실용음악과)に転科したりと、Kカルチャーが学生たちの進路選択に大きな影響を与えているのも面白いポイントです。
もし韓国人の友達と大学生活について話す機会があれば、「한국에서는 전과하는 학생이 많아요?(韓国では転科する学生が多いですか?)」と聞いてみてください。きっとリアルな話が聞けるはずですよ!
まとめ & 挑戦してみよう!
今日は、自分の進路や夢について語るための重要な表現を学びました。
- 전공을 바꾸다 (専攻を変える)
- 적성에 안 맞았어요 (適性に合いませんでした)
- ~에 관심이 생겼어요 (~に興味がわきました)
これらのフレーズを使えば、自分のストーリーをより深く、正直に伝えることができます。
✍️ 今日の練習問題
下の文の( )に入る最も自然な言葉は何でしょう?
「원래 제 전공은 역사였지만, K-POP 댄스에 ( ) 안무가가 되고 싶어졌어요.」
(もともと私の専攻は歴史でしたが、K-POPダンスに( )振付師になりたくなりました。)
正解は… 「관심이 생겨서 (gwansim-i saenggyeoseo)」でした!「興味がわいて」という意味ですね。
今日習った表現を使って、皆さんが「新しく興味を持ったこと」や「挑戦してみたい夢」について、ぜひコメントで教えてくださいね!