論文の神髄!インタビュー引用で研究を生き生きと見せる韓国語表現

こんにちは!皆さんの韓国語能力をアップグレードする「毎日ハングル」です!

大学院での論文作成や、会社での報告書作成に追われている皆さん、お疲れ様です!特に、質的研究でインタビューデータを扱う時、その内容をどうすれば効果的に、そして学術的に示せるか悩んだことはありませんか?

最近の韓国の学術界では、単なる統計データだけでなく、人々のリアルな声、つまり質的データを重視する傾向が強まっています。今日は、そんなインタビューの引用に役立つ、知的でプロフェッショナルな印象を与える韓国語の「必須表現」を学び、皆さんの論文や報告書のクオリティを一段階引き上げてみましょう!


核となる表現 (Key Expressions)

論文でインタビュー内容を引用し、分析する際に使える高級感あふれる表現を3つ厳選しました。

1. ~에 따르면 (~e ttareumyeon)

  • 発音 [로마자]: e ttareumyeon
  • 日本語の意味: 〜によると、〜によれば
  • 詳細説明:
    論文や報告書で、文献、先行研究、そしてインタビュー対象者(研究参与者)のような情報源を提示する際の必須表現です。誰かの言葉や意見を客観的に伝えることで、文章の信頼性を高める効果があります。「연구 참여자 A씨에 따르면… (研究参与者A氏によると…)」のように使います。
  • 💡 発音のコツ (Pronunciation Tip):
    ‘따르면’の’ㄸ(tt)’は「硬音」と呼ばれる音です。息をほとんど出さずに、喉を少し緊張させて「ッタ」と強く、短く発音するのがポイントです。日本語の「た」よりもはるかに硬い音を意識してみてください!

2. 다음과 같이 진술했다 (daeumgwa gachi jinsulhaetda)

  • 発音 [로마자]: daeumgwa gachi jinsulhaetda
  • 日本語の意味: 次のように述べた(陳述した)
  • 詳細説明:
    インタビュー対象者の言葉を直接引用する直前に使う、非常にフォーマルで学術的な表現です。「말했다(言った)」よりも客観的で、研究者としての中立的な立場を示すことができます。引用文の前に置くことで、読み手が「ここから引用が始まる」と明確に認識できます。
  • 💡 発音のコツ (Pronunciation Tip):
    ‘같이’の発音は[gachi]となります。パッチム’ㅌ(t)’の後に母音’ㅣ(i)’が来ると、’ㅌ’が’ㅊ(ch)’の音に変わる「口蓋音化」という現象が起こるためです。「가티(gati)」ではなく「가치(gachi)」と発音すると、とても自然な韓国語に聞こえます。’굳이(gudi)’が[구지(guji)]と発音されるのも同じルールです。

3. 이를 통해 ~음을 알 수 있다 (ireul tonghae ~eumeul al su itda)

  • 発音 [로마자]: ireul tonghae ~eumeul al su itda
  • 日本語の意味: これを通して〜ということが分かる
  • 詳細説明:
    提示したインタビューの引用文やデータが、何を意味するのかを分析し、結論を導き出す際に使う決定的な表現です。「이를 통해(これを通して)」で引用内容を受け、「~음을 알 수 있다(〜ということが分かる)」で自身の分析結果を提示します。動詞の語幹に’음’を、形容詞の語幹に’ㅁ’を付けて名詞化するのがポイントです。(例: 보여주다 → 보여줌을 알 수 있다, 심각하다 → 심각함을 알 수 있다)
  • 💡 発音のコツ (Pronunciation Tip):
    ‘통해’の’통(tong)’のように、パッチム’ㅇ(ng)’は日本語の「ん」とは少し違い、舌の奥を上あごの奥につけて発音する鼻音です。英語の’singing’の’ng’の音を意識すると、より正確な発音になります。

例文会話 (Example Dialogue)

これは会話ではありませんが、実際の論文でどのように使われるかを見てみましょう。

【研究テーマ:韓国IT企業の長時間労働文化】

A (研究者): 본 연구의 참여자 김민준 씨(가명) 에 따르면, 과도한 야근이 일상화되어 있었다. 그는 당시 상황에 대해 다음과 같이 진술했다

“프로젝트 마감일이 다가오면 거의 매일 밤을 새웠어요. ‘저녁이 있는 삶’이라는 말은 저와는 전혀 다른 세상 이야기였죠.”

이를 통해 당시 IT 업계 종사자들이 겪었던 극심한 업무 스트레스와 일과 삶의 불균형이 심각했 음을 알 수 있다


文化のヒント & トレンド深掘り

「저녁이 있는 삶 (夕食のある暮らし)」という言葉の背景

例文に登場した「저녁이 있는 삶」は、単なる言葉以上の意味を持つ、韓国社会を象徴するキーワードです。これは元々、2012年の大統領選挙でスローガンとして使われ、長時間労働に疲弊した韓国のサラリーマンたちの間で大きな共感を呼びました。

この言葉が流行した背景には、経済成長の陰で犠牲にされてきた個人の幸福や、家族と過ごす時間の大切さを取り戻したいという社会的な願望があります。論文でこの表現を引用する際は、単に「残業がない生活」と訳すだけでなく、このような韓国社会の文脈を理解していることを示唆すると、分析に深みが増し、より説得力のある考察が可能になります。あなたの論文を読んだ韓国人の教授も、きっと感心するはずです!


まとめと練習問題

今日は、論文でインタビューを引用する際に使える3つの重要な学術表現、「~에 따르면」「다음과 같이 진술했다」、そして「이를 통해 ~음을 알 수 있다」を学びました。これらの表現を使いこなせば、あなたの文章はより論理的でプロフェッショナルなものになるでしょう。

さあ、練習してみましょう!

練習問題:
以下のインタビューの引用文を読み、学んだ表現を使って分析する文章を完成させてください。

インタビュー引用文: “회의가 너무 많아서 실제 제 업무를 할 시간이 부족했어요. 보고를 위한 보고가 많다는 느낌을 받았습니다.”
(会議が多すぎて、実際の私の業務をする時間が足りませんでした。「報告のための報告」が多いと感じました。)

文章作成: 연구 참여자 박서연 씨(가명) ( ① ), 비효율적인 회의 문화가 심각했다. 그녀는 ( ② ). ( ③ ) 한국 기업의 형식적인 업무 절차가 개인의 생산성을 저해하는 주요 원인이었음을 알 수 있다。

  • (ヒント: ①, ②, ③に今日習った表現を入れてみましょう!)

今日習った表現を使って、皆さんの研究テーマや関心事について短い分析文をコメントで残してみてください!お待ちしています!

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